春、桜の木の下で

いつもの散歩道、桜が満開です。

この道を歩く人も春になり桜を待ちわびていたのだと思うのですが、
桜自身がこんなに春を待ちわびていたと思うと、
暑い夏を超え、秋を超え、寒い冬に絶え、よくがんばったんだねと感じます。
人も木も、蓄える時間があるから芽が出て、すばらしい時間が訪れるのだろうなと感じます。

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あまりにも桜が綺麗かったので息子を誘い、さくらとはるの散歩へ行きました。

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とても、のんびりとした時間を過ごしました。

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さくらは、息子が小学3年生の時に一緒に暮らしはじめました。
笑ってしまうのですが、ふたりの関係は、さくら自身は上と思っています。
さくらの中では、いつまでも小学生の息子のイメージが大きいようです。

それはこの日、散歩で歩いていても感じました。
さくらは、息子と対等に歩こうとします。 

そして、はる。 はるは、我が家で息子をいちばん慕っています。
息子のことを、上だと思っています。
なので散歩中は、息子のすぐ後ろをピッタリついて、
歩くことが多かったように思います。

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足並みが揃っている、息子とはるに微笑ましく笑ってしまいました。

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時々、はるは、息子の顔をみて嬉しそうな顔で愛想を振りまいていました。

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息子とはる、私からみると同じようなもの。
まだまだ大人になるために、いろんな経験をしながら成長していってほしいと思います。
失敗も、時には立ち止まることも、無我夢中で進むことも、迷うことも、
行き先がわからなくなることもあるだろう。 

たくさんの人に甘えたり、ぶつかったり、思いもよらない優しさにふれたり、
孤独を感じたりといろんな心の経験をしながら、
角がとれ、まぁ~るくなっていくのだろうなぁって思います。

見守る側も、けっこう大変な役目です。

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そして、さくら。
小学3年生の息子と同じように、いたずらをして、はしゃぎ回っていたのに、
いつのまにか息子を通りこして、落ち着いて大人になりました。
家族みんなの頼れる存在で、安心さえも感じます。

春、桜の木の下で、みんなの顔をみながら、それぞれの成長をたくましく感じました。

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コメント

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桜の木も、最初は細くて小さくて花数も少ない。
でも、沢山の人に見守られて愛されて、時追うごとに立派で誰からも愛される大きな桜の木へと成長していくんですよね。
さくらちゃんとはるちゃん、そして息子さんが桜の木に重なる部分がありますね。

今は、どこに行っても桜が満開。
もう最高の気分です。
いつも思うのですが、もう少し長く咲いていて欲しいなって思っちゃいます。
場所によっては散り始めていて、なんか寂しくかんじちゃいます。

桜前線おっかけて北上しようか考え中です。(^m^)

ステキなお散歩ですね(*^^*)♪
はるちゃんが息子さんに愛想をふりまいている写真かわいいですね!
確かに、ずっと春であれば桜は疲れてしまいますね。
秋には葉をおとし、冬の時間耐えてこのキレイなお花が咲くと思うと
とても感慨深いですね。
私は秋に実のなっていた植物たちが春どんなお花を見せてくれるのかとても楽しみにしています。
たしか春桜さんの方にもムラサキシキブありましたよね♪
今調べたら6月ってなってましたが・・・(^^;)

桜、綺麗に咲いてますね~
なんだか、感慨深いお散歩でしたね。
さくらは、息子は対等、娘は下に見ているようです。
はるちゃんと息子さんの同じ歩調良いですね。
理想的な関係かな。
羨ましいなって想います。
これからも、息子さんとはるちゃんの成長を
さくらちゃんと見守っていって下さいね。

桜の木の下で素敵な時間を過ごしたのですね
それにしてもはるちゃんの嬉しそうな顔
息子さんのことが大好きなのがよ~く伝わってきますよ(^^)

patakkoさんへ

満開の桜をみると、心が躍りますね。
いつもの散歩道も、お昼間は人が多く、
はるが石ころ遊びをするお気に入りの場所も、シートを敷いて
お花見している人がいたりといい感じで賑わっています。

桜前線おっかけて北上! 素敵ですね。
間違っても、南へ行かないでね。

ほほさんへ

ムラサキシキブは6月ですね。楽しみです。
花は、一年中を通して楽しませてくれていますよね。
私の住んでいる場所の桜は、今は花が咲いて満開だけど、蕾の時期も、
葉桜も、桜の絨毯も、素敵ですよね。
秋に実になっていた植物のお花、楽しみですね。

yushipapaさんへ

一緒に暮らしている家族、犬が上とみたり、下とみたり、
その判断の基準って何なんでしょうね。
だけど不思議とその判断の結果に、納得できるような気がします。
さくらのお兄ちゃんになりたい息子、
息子を自分よりも下にみているさくら。
このふたりの関係が、本当に面白くって。
時々、はるの前でさくらに怒られている息子。
その時の、はるのヒョンな????顔。
ホント、面白くって♪

なおちゃんへ

はるにとって息子は、大好きなひとであり、
いちばんコワイ人であり、いちばん遊んでくれる人のようです。
犬にとって一緒に暮らしている家族、ひとりひとりのことを
よくみていて、それぞれに関係性があって面白いですよね。