Fight  watasi !

私自身、基本、喧嘩や争いごとは苦手です。
誰かの事をマイナスに考えたりすることも苦手です。
それは、人のことをマイナスに考えた後は、決まって自分自身を嫌いになるからです。
何か問題が起こったときは、できるだけ話し合い、解決ができなくとも折り合いをつけて
歩みよりができればいいと考えます。
時には謝ってその場をしずめることも大切です。 きっと未来に答えがあると思うからです。
そして時には自分の思いを真っ直ぐと伝えることも大切です。
相手の心に届かないときがあるのかもしれないけど、自分をごまかしたくはないのです。
距離をもつ離れることはあるのかもしれないけど、相手を無視すること、されることは苦手です。
立場によって、時期によって、話合いすらできない状態があることも知っています。
どんなに嫌なことがあっても、私は人を根っこから嫌いになれません。
その人の歩んできた人生や環境や性格があるからです。
その人もきっと辛かった、辛いんだろうなって思ってしまうからです。

だけどそんな私も、守るべきものを守れないときは心が痛く辛くなります。

5日の日に、私自身のあふれでた気持ちが整理つかずに、泣けてきました。
そして母に気持ちをぶつけ、受け止めてもらいました。
普段、日常の中で、私は大人なんだからとおさえていた気持ちがあふれでました。

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そして祖母のことも。
大人ぶった私は、人まえでは祖母が元気になってきてよかった!なんて言っている。
だけど心の中の私は、常に叫んでいる。
おばぁちゃん、私の名前を呼んでよ。 前のように話そうよ! おばぁちゃん!って。 
泣きながら子供のように甘え叫んでいる。

私が結婚するまでのカタチの家族は、祖母、父、母、姉、私の5人家族でした。 
年月と共に、カタチを変えていきました。 
だけど今ある私は、あの時の5人家族の中で育てられ大きくなりました。
いろいろな事がありながら、いろんな事を乗り越えながら、ぶつかり合いながらも、
私にとっては、とても濃い時間で、ダイスキな家族との時間でした。
末っ子の私は大きくなっても甘えん坊で、みんなから叱られたり可愛がられたり心配されたり
していました。
祖母が倒れ、みんなが祖母のことをお世話している中で非常識なのかもしれないけど、
私は祖母にまだ甘えたいと与えてもらおうと思っている。 
97歳の祖母に『よく頑張っているね』 と声をかけることよりも、こんな状態の祖母に、
『頑張っているね』 と言ってほしいと思っている。 編み物を教えてほしいと願っている。
誰かの手で抱き抱えられ、服を着せてもらい、食事を与えてもらっている姿を
母はありがたいと感謝し言葉にする。
だけど私は・・・。 とてつもなく寂しく感じる。 
私と冗談を言い、私を叱り、私を・・・。
あんなに優しく強い祖母がと。 心が凍ってしまうのだ。

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こんなことはあまりない経験だけど。
普段、私の中で我慢していた気持ち、大人ぶっていた気持ち、何かをきっかけにあふれだし、
自分の気持ちが整理できずに涙が止まらなくなった。
夜も眠れずに、涙がとまらなかった。
眠れない中、さくらが隣にいてくれた。
そしてはるを抱きしめていた。 あたたかいふたりがいてくれた。
もちろん家族も心配してくれた。

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眠れない朝方4時頃、心のビタミンだと思い、音楽をしばらく聴いていました。
Fight Music /SEKAI NO OWARI

あぁもう嫌になっちゃうな、ほんと何も上手くいかないや
戦うべき「敵」は本当は僕らは分かってる
99戦中99敗もう涙も出ないよほんと、
もうなんつーの そうねこいつは所詮「挫折」だね

あーもう何にも考えたくもないや 酒でも飲んで全て忘れてちまうか
そんなことが何の解決にもならないことなんて
学校に行ってない僕でもわかるんだ

僕らがいますぐ欲しいのは「ソレ」から逃げる「理由」なんかじゃなくて
僕らがいますぐ欲しいのは「ソレ」と戦う「勇気」が欲しいんだ
どれだけ遠くに逃げても「ソレ」は僕の前にたじはだかる
だから僕がいますぐ欲しいのは「ソレ」と戦う「勇気」が欲しいんだ

Ah何で勝てないのかなんて本当は僕も分かってる
だって本気なんか出して負けたら
どうする? もうさ戦いを挑むから負けんだ
戦わなくていい「理由」を探しにいく為の旅でもふらっと行こうかな

あぁもう地球をどれだけ廻ったって 少しも楽になんかならないんだ
そんなことが何の解決にもならないことなんて 僕らはずっと解っていたんだ

僕らがいますぐ欲しいのは「ソレ」から逃げる「理由」なんかじゃなくて
僕らがいますぐ欲しいのは「ソレ」と戦う「勇気」が欲しいんだ
どれだけ遠くに逃げても「ソレ」は僕の前にたちはだかる
だから僕がいますぐ欲しいのは「ソレ」と戦う「勇気」が欲しいんだ

どんなに醜く負けても僕は勝つまで戦う「理由」があんだ
こんな所で負けられない、くらえ僕のカイシンの一撃イエーイ

あぁもう嫌になっちゃうよほんと、これで100戦中100敗
それでも僕は戦い続けるよ 勝つ為に


どんなに泣いた夜を過ごしても、眠れぬ夜を過ごしても、朝は来る。
朝の6時半、泣きすぎて腫れた目を氷で冷やしながら、コーヒーを入れパンを焼き、
いつもの朝食。
こんなに泣いた後も、しっかり朝食を食べることのできる私。
元気です。
『泣いてばかりの、こんな私』 を続けると、元気がなくなる家族がいます。
さくら、はる、今日も元気に散歩へ行こうか。 
一歩がでないときは、半歩だけでも歩きだそう。
私は、私を生きている。

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春桜さんは気持ちがまっすぐで、感受性豊かな方なんですね
あふれ出る気持ち、結局は自分自身の中で解決していかなければなりませんが
確かに音楽やペット(愛犬)は気持ちを穏やかにしてくれる存在ですよね。
私はいつのころからか、なるべく楽しい事を考えて生きる事にしました。
だってどんなに悩んでも、苦しんでも、同じ朝が来るならなるべく楽な気持ちでいたいですからね・・
なんて言って、私もペロちゃんに助けてもらうことがしょっちゅうなんですよ

なおちゃんへ

生きていると、いいことも、よくないことも、我慢することも、楽しいことも、
いろいろありますよね。
だけど、『すぎる』と心に負担がかかってきます。
なおちゃんの、なるべく楽しい事を考えて生きる事。
私もそう思います。
今回も結局、そうでした。
気持ちが辛くなっても、もとの解決はできずに、
さくらやはる、音楽、美味しいものに助けてもらいました。
泣いたぶん気持ちもスッキリしました。
もう、たぶん、大丈夫です!
大人な自分を生きるって結構、大変な私です(笑)

春桜さんの思い、すごく伝わってきました。
心の声の通りにできれば良いけど、なかなか大人な自分にはそれが出来ない。
春桜さんは、それをたまーに表へ出す事で、自分を保ってるのでしょうね。
これが出来ず、ウツとかになる人が沢山居ます。
自分の中でリミッター外しても受け止めてくれる人が居るって幸せですよね。
ワンズ、こういう空気はしっかり読むんですよね。
で、慰めてくれる。
ご家族みんな暖かいですね。

yushipapaさんへ

そうですね。
周りに受け止めてくれる人がいるって、とっても幸せです。
ワンズも、しっかり空気を読んでいてくれました。
この日は、どこかおとなしかったと思います。
そして、そばにいてくれていました。

家族は・・・。
めったにこんな私を出さないけど、息子も受け止めてくれていました。
次の日に息子にメールで、『昨日はごめんね。ありがとう』と送ると、
『いいよ』と返信がかえってきました。
夫は・・。この日、お布団を敷いてくれました。
毎日、泣いていたら、毎日、お布団を敷いてくれるかな?