気づきの瞬間

ただ、ただ、ボールが欲しいだけなのです。
ただ、ただ、ボールで遊びたいだけなのです。



別に、さくらちゃんに迷惑かけようとは思っていないのです。



こんなに大きな口を開けても、ボールを取ることが出来ません。



どうしても取ることが出来なかったボールへの気持ちを、
なぜだか、ごはんの器にぶつけていました。
なぜだ？



だけど、
ごはんの器に気持ちをぶつけたものの、
『私が欲しかったのは、ボールだった！！』　と、気づいた瞬間です。