さくらに、私ができることは何だろうか

去年の夏ごろ、さくらが14歳で手術をして退院する時に、病院の先生から、
軽い認知症ですねと伝えられてからの、つづきのお話です。

その頃の私は時間に余裕がない日々を送っていました。自分のことでも精一杯で、
パソコンを開くことも、ほぼできずに、このブログもお休みというか、ほぼ凍りついていました。

学生の頃に犬と一緒に暮らしてはいたけど、シニアと呼ばれる前にお空に旅立ちました。
シニア、認知、私には、はじめてのことだらけです。荷が重い。

さくらに、私ができることは何だろうか。 何をしてあげることがいいのだろうか。
知識が乏しすぎて時間が過ぎていくばかりの日々。
その日々の中で、さくらの認知症も同じように進んでいく日々でした。

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そんな私に、さくらから定義してくれることが多々ありました。
この頃は、さくらとはるを別々に離す為にリビングに仕切りをしているだけでした。
さくらは、椅子の下、机の下、障害物があると出られなくなったりするようになりました。
棚の中に顔を入れて出れなくなっていることも増えました。
ただ、部屋の中を、とにかく歩きます。
障害物で困難になったら、鳴いて知らせてくれます。
このことをきっかけに、さくらの過ごす場所を、段ボールで囲みました。

いろいろ調べると、家庭用プールを置いている方や、お風呂の蓋やビニールマットを
つなげて囲みを作っている方がいることを知りました。
できるだけ広いスペースを歩かせたかったことと、段ボールが身近にあり安上がり、
見栄えはよくないけど、段ボールで、今も囲っています。
汚れたら取り換えられる、私にとってはじゅうぶんな感じです。
そのスペースには、大きいサイズのトイレシートを何枚も広げて置いています。
掃除もラクです。

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それから、はるのガムを買いに行ったお店の方がドッグトレーナーもされていて、
さくらのことを話したら、サーモンオイルをドッグフードにかけてあげるといいと聞きました。
サーモンオイルがない時は、アマニオイルでも代用になると聞きました。
さっそく、その日からサーモンオイルを、プッシュプッシュです。
今月からは、アマニオイルを併用に、病院で出してもらっているサプリを飲んでいます。
オイルも、サプリも、飲んだからといって、スグに認知が治るといったものではないけど、
人間と同じで、飲んでいると、なんだか今日は体の調子がいいぞぉ~って感じです。
実際、一時よりは、さくらの動きがよかったり、以前はたぶん体の不調で鳴いてたことも
おさまっているようで鳴くことも必要以上になくなり、過ごしやすくなっているように思います。

犬の認知の進み方も、現れ方も、人間と同じように、それぞれです。
何がいいのか、何があっているのか。サプリにも、たくさんの種類があります。
またお金もかかります。無理のないように進めていくことがいいように思います。

工夫しながら楽しく♪が、私の目標です。

さくらの話は、現在に繋がるまで、まだしばらく続きます。

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ほんの少し前ですが、はるとお揃いのごはんの器が割れてしまい、
とりあえずタッパで、ごはんを食べている、さくらです。
それも、ドッグフードを入れているバケツの上で。
ドッグフードは、パクパク、ガツガツ、しっかり食べます。
この食べ方も、認知のひとつらしいです。
前足をバケツの上に乗せて、ワイルドでしょっ(笑)

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さくらのドッグフードにプラスしている、サーモンオイルです。

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さくらが毎日一粒食べているサプリです。
オレンジのキラキラです。

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今年の初参りは、2月に息子と行きました。
地元のお寺です。
息子と、お線香とロウソクを立て、お賽銭を入れ手を合わせてきました。
心が落ち着ける場所です。

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そして、甘いものを。ウヒョ(*'▽')

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コメント

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さくらちゃん、認知症が穏やかに進んでくれればいいですね。でもちょっと早かったですね。
うちの先代ワンコが認知症でしたが、気づいた時から旅立つまで2か月でした。
歩き回るというのはなかったのです。歩けなくなってきて、外でのトイレの時だけグルグル回りながら歩いてました。
食べなくなったのは最後の5日間くらいだったかな?
夜泣きだけだったのが3週間ほど、1日中鳴いて眠れないのが1週間くらいでした。
後になって、あんなに眠れないほど苦しいのだったら、睡眠薬を飲ませて、それでダメならそれの方が良かったかなって。
難しい選択ですね。

さくらちゃん、認知症の傾向があるのですね。穏やかなに穏やかに時間をかけてくれるとイイですね。サーモンオイルなんてのがあるのですね。
それで、少しでも元気になってくれるとイイですね。
いつも思いますが、春桜さんの息子さんっていいですね。
ちゃんと付き合ってくれるあたり、優しい方だなって思います。
春桜さんの影響なんでしょうね。

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はなママさんへ

こんにちは。はなママさん。
先代わんこ、ゴンちゃんですね。
柴犬は特に認知症になりやすいと病院の先生も、この間、言っていました。
さくらは、年齢があがってきたので、どこかで覚悟はしてはいたのですが、
もともと我慢強く、大人しい性格なので、境目がわからずでした。
振り返ると、もしかして、あの時ぐらいからかな?なんて。
ゴンちゃんは、歩き回らなかったのですね。
さくらは、起きていると、歩くのが趣味のように、よく歩いています。
はなママさんの言葉をきっかけに、病院でサプリをもらい飲ませています。
どことなく、過ごしやすくなっているように思います。
ありがとうございます。(^^♪

yushipapaさんへ

こんにちは。yushipapaさん。
認知症のさくらに、私ができる範囲のことは、してあげたいなって思っています。
認知症って言葉を聞くと、どこかマイナスな感じがするんだけど、
できるだけ楽しく、プラス思考でと思っています。
さくらは、さくらなんだしね♪
 
息子。小さな頃から、楽しいことも、問題があった時も、互いが納得するまで
言葉でたくさん話し合ってきました。
そこには親子というよりも、人間対人間な感じだったように思います。

息子は、いまどきの親と話すタイプの子のようです。お酒よりも、甘いものが好きだったり。
それでも学生の頃の思春期は、親が少しうっとうしい存在になっていたと思うけど、
また、その時期が終わると戻ってきました(笑)
2か月ほど前に、私のことは、親だけど友達みたいなって言われました(笑)

私は、息子のことを、男とかで見ていないかも。もちろん女でもないんですけど。
人間として接しているように思います。男の子だからって!というのがないんです。

yushipapaさんとこの息子さんも、まだまだ若いし、まだまだこれからで楽しみですね。