さくら 老犬は脆く強く ②
続きです。
さくらの体調が悪くなっての日曜日に、いつもとは違う病院にタクシーで行き、
家で私が点滴をすることになりました。
そして次の日の月曜日、いつも診てもらっている家の近くの病院へ連れて行きました。
家では5度、口に水を与えると気を失っていたので、
先生に診察時にためしてもらうと意識を失うことなく飲めました。
今もどうして水を飲むと意識がなくなったのかは不明です。
とりあえずしばらく点滴を中心に、口からは注射のようなスポイドで液状のごはんから
はじめることになりました。
この日、病院から帰ってくると、ぐったりと寝ていました。

はるも、なんとなく大人しくなっていたので・・・。

はるが大好きな、ゆで卵をプレゼントしました(笑)

そして私は、どこか覚悟を決めていました。
呼吸の乱れ、少し歩くとハァ~ハァ~と辛そうにしている、さくら。

私の中の心の言葉、
「どうかさくらが穏やかに過ごせますように」 と、
くり返し何度も何度も、音に出していました。
今、考えると、音に出して何度も言うことで自分を落ち着かせていたように思います。

そして、「さくら、ありがとう。 さくら、ダイスキだよ。
さくらがいなくなっても、ずっと好きだよ。」と別れの挨拶をしていました。

水曜日。 この日もさくらの呼吸は、ハァ~ハァ~とすぐに乱れ。
ぐったりしているさくらを抱っこして、ベランダで写真を映しました。
さくらが15年前に我が家に来た次の日の朝、私はパピーの小さなさくらを
ベランダで抱っこしました。私の肩にさくらの顔を起き、
眠った小さなさくらを今も覚えています。
私は、犬と暮らすことになった喜びでいっぱいで、心が震えていました。
あれから15年。同じ場所で。
私は、どこか覚悟を決め、さくらとお別れをしていました。
目の前にいる、さくらは、それほどの呼吸の乱れ方だったのです。
はるは、さくらがいるサークルを何度も覗いていました。

はるも、できるだけ、さくらの隣に。
さくらの状態をみていると、乗り越えることができないと思っていた私。
びっくりするほど回復力は速く、さくらは乗り越えてくれました。
私のお別れの挨拶は、なんだったのだろう?と、今ではちょっぴり笑えてきます。
そうだっ! 私の予想は、ことごとくハズレることが今までの経験状、多かったのだ。
あ~、今回に限っては、ハズレてくれてよかったです。

点滴は7月4日~12日までの9日間。 ごはんは液状から少しずつ固形に量も増やし、
今は以前とは変わらない量を食べています。
呼吸もいつのまにか落ち着き、以前と同じようになり。
今はケロっと何もなかったかのように元気です。
うんPも、一度だけゆるゆるでしたが、今は通常の状態に戻りました。
すっごく歩き、運動しています。
いったいなんだったのだろうか。
特に病名もなく。 しんどさの跡形も今はなく。
それよりも以前と同じくらい元気で。
きつねに、つままれたのだろうか。
いや、柴犬につままれたのだ。
ただ、いつかは、こうやって笑ってられない日がくるだろう。
その時は、あたふたしないようにと、さくらからの
今回は、予行練習だったのだろうか。
そうだね。 貴方がいないと、私は壊れそうだったよ。
だけどいつかは、終わりがくるんだね。
今までも、今もなお、さくらはずっと私にプレゼントを贈り続けてくれている。
貴方がいなくなった後も、笑えるように。
もし、その時がきたら私は泣きながら、今回のさくら復活の日々を思い出して、
柴犬につままれたと笑うよ。

さくらの体調が悪くなっての日曜日に、いつもとは違う病院にタクシーで行き、
家で私が点滴をすることになりました。
そして次の日の月曜日、いつも診てもらっている家の近くの病院へ連れて行きました。
家では5度、口に水を与えると気を失っていたので、
先生に診察時にためしてもらうと意識を失うことなく飲めました。
今もどうして水を飲むと意識がなくなったのかは不明です。
とりあえずしばらく点滴を中心に、口からは注射のようなスポイドで液状のごはんから
はじめることになりました。
この日、病院から帰ってくると、ぐったりと寝ていました。

はるも、なんとなく大人しくなっていたので・・・。

はるが大好きな、ゆで卵をプレゼントしました(笑)

そして私は、どこか覚悟を決めていました。
呼吸の乱れ、少し歩くとハァ~ハァ~と辛そうにしている、さくら。

私の中の心の言葉、
「どうかさくらが穏やかに過ごせますように」 と、
くり返し何度も何度も、音に出していました。
今、考えると、音に出して何度も言うことで自分を落ち着かせていたように思います。

そして、「さくら、ありがとう。 さくら、ダイスキだよ。
さくらがいなくなっても、ずっと好きだよ。」と別れの挨拶をしていました。

水曜日。 この日もさくらの呼吸は、ハァ~ハァ~とすぐに乱れ。
ぐったりしているさくらを抱っこして、ベランダで写真を映しました。
さくらが15年前に我が家に来た次の日の朝、私はパピーの小さなさくらを
ベランダで抱っこしました。私の肩にさくらの顔を起き、
眠った小さなさくらを今も覚えています。
私は、犬と暮らすことになった喜びでいっぱいで、心が震えていました。
あれから15年。同じ場所で。
私は、どこか覚悟を決め、さくらとお別れをしていました。
目の前にいる、さくらは、それほどの呼吸の乱れ方だったのです。
はるは、さくらがいるサークルを何度も覗いていました。

はるも、できるだけ、さくらの隣に。
さくらの状態をみていると、乗り越えることができないと思っていた私。
びっくりするほど回復力は速く、さくらは乗り越えてくれました。
私のお別れの挨拶は、なんだったのだろう?と、今ではちょっぴり笑えてきます。
そうだっ! 私の予想は、ことごとくハズレることが今までの経験状、多かったのだ。
あ~、今回に限っては、ハズレてくれてよかったです。

点滴は7月4日~12日までの9日間。 ごはんは液状から少しずつ固形に量も増やし、
今は以前とは変わらない量を食べています。
呼吸もいつのまにか落ち着き、以前と同じようになり。
今はケロっと何もなかったかのように元気です。
うんPも、一度だけゆるゆるでしたが、今は通常の状態に戻りました。
すっごく歩き、運動しています。
いったいなんだったのだろうか。
特に病名もなく。 しんどさの跡形も今はなく。
それよりも以前と同じくらい元気で。
きつねに、つままれたのだろうか。
いや、柴犬につままれたのだ。
ただ、いつかは、こうやって笑ってられない日がくるだろう。
その時は、あたふたしないようにと、さくらからの
今回は、予行練習だったのだろうか。
そうだね。 貴方がいないと、私は壊れそうだったよ。
だけどいつかは、終わりがくるんだね。
今までも、今もなお、さくらはずっと私にプレゼントを贈り続けてくれている。
貴方がいなくなった後も、笑えるように。
もし、その時がきたら私は泣きながら、今回のさくら復活の日々を思い出して、
柴犬につままれたと笑うよ。

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