さくら 新しい扉
14歳で避妊手術をしたさくらの事をブログに書きながら、はるの避妊手術のことを
想い出していました。
当時、手術後に家に帰って来た時の、はるです。

さくらに、べったりでした。

さくらも、はるの隣に、ずっといてくれました。

はるは、数日、ずっと病人でした。
私も、この時、犬の避妊手術は、はじめてでした。
手術後は、こんなに元気がなくなり大変なんだ。
どこか痛いのかな? どこか膿んでるのかな?
スンとも、フンとも言わない静かで、ほとんど動かないはるを心配しました。
この時までは。
じつは、この写真の時には、心配する私よりも、さくらは気づいていたのです。
はるちゃんは、もう大丈夫だよと。
この写真の後、さくらは、寝ているはるの前で、普段あまり鳴かないさくらが、
ワンワンと鳴き、暴れ、はしゃぎだしたのです。
それにつられ、はるは布団の中から出て来ました。
そしてこの後、はるも一緒に散歩に行きました。
その時のことを書いた当時のブログです。
さくはる 2014年3月22日

はるが元気がなかったのは、手術後の体の不調じゃなかったのです。
手術後に傷口をなめたりしないようにと、病院で着せられた包帯代わりの服が原因でした。
この服を脱がせた直後のことを、当時のブログに、こう書いていました。
目の前にあるおもちゃを振り回し噛む。マットも振り回す。部屋の中を猛ダッシュで何度も走る。
さくらに飛びかかる。普段は私の手をぺろぺろとしてくるのに、カミカミとしてくる。
甘噛みの痛さを超えている。
私の服を噛んでひっぱり離さない。ジャンプして、噛みにくる。大きな声で鳴く。
多分、わざと床の上に排泄しました。
そして、最後には棚の上に置いた病院からはるが身につけていた布を欲しいと、
キャンキャンと言いだし、布を渡すと振り回しだしました。
ずっと興奮状態で、ずっとハァーハァーと言いながら、どうにかなるんじゃないかと思うほどで、
約3時間暴れ続けました。
途中、はるを抱いてみたり、話しかけたり、ナデナデしたりしましたが、
手をつけようがなくて、抱いても私の顔を噛んでこようとするので、
最後には、布を身につけていた方が落ち着くのかな?と思い、服を着せました。
今となっては、懐かしい出来事です。

そして、
きっと、ずいぶん前から何か予兆のような変化はあったのだと思います。
手術をする少し前あたりから、そして手術後と、大きく、さくらに変化がありました。
もともと大人しく、あまり主張しない子が、歳をとったのだから、こんなものだと思って
いたのかもしれません。
そして、どこか、さくらは、いつまでも変わらなく元気だっ!と、思い込みたかったのかも
しれません。
病院の先生から、弱い認知症ですねと。
その言葉で私は、たぶん、受け入れることができたように思います。
この家に来たとき。
はると一緒に暮らしはじめたとき。
そして、また新しい扉が。
この扉の向こう側は、ゆっくりとゆっくりと歩いていこうね、さくら。
さくらの話は、現在に繋がるまで、まだしばらく続きます。

想い出していました。
当時、手術後に家に帰って来た時の、はるです。


さくらに、べったりでした。

さくらも、はるの隣に、ずっといてくれました。

はるは、数日、ずっと病人でした。
私も、この時、犬の避妊手術は、はじめてでした。
手術後は、こんなに元気がなくなり大変なんだ。
どこか痛いのかな? どこか膿んでるのかな?
スンとも、フンとも言わない静かで、ほとんど動かないはるを心配しました。
この時までは。
じつは、この写真の時には、心配する私よりも、さくらは気づいていたのです。
はるちゃんは、もう大丈夫だよと。
この写真の後、さくらは、寝ているはるの前で、普段あまり鳴かないさくらが、
ワンワンと鳴き、暴れ、はしゃぎだしたのです。
それにつられ、はるは布団の中から出て来ました。
そしてこの後、はるも一緒に散歩に行きました。
その時のことを書いた当時のブログです。

さくはる 2014年3月22日

はるが元気がなかったのは、手術後の体の不調じゃなかったのです。
手術後に傷口をなめたりしないようにと、病院で着せられた包帯代わりの服が原因でした。
この服を脱がせた直後のことを、当時のブログに、こう書いていました。

さくらに飛びかかる。普段は私の手をぺろぺろとしてくるのに、カミカミとしてくる。
甘噛みの痛さを超えている。
私の服を噛んでひっぱり離さない。ジャンプして、噛みにくる。大きな声で鳴く。
多分、わざと床の上に排泄しました。
そして、最後には棚の上に置いた病院からはるが身につけていた布を欲しいと、
キャンキャンと言いだし、布を渡すと振り回しだしました。
ずっと興奮状態で、ずっとハァーハァーと言いながら、どうにかなるんじゃないかと思うほどで、
約3時間暴れ続けました。
途中、はるを抱いてみたり、話しかけたり、ナデナデしたりしましたが、
手をつけようがなくて、抱いても私の顔を噛んでこようとするので、
最後には、布を身につけていた方が落ち着くのかな?と思い、服を着せました。

今となっては、懐かしい出来事です。

そして、
きっと、ずいぶん前から何か予兆のような変化はあったのだと思います。
手術をする少し前あたりから、そして手術後と、大きく、さくらに変化がありました。
もともと大人しく、あまり主張しない子が、歳をとったのだから、こんなものだと思って
いたのかもしれません。
そして、どこか、さくらは、いつまでも変わらなく元気だっ!と、思い込みたかったのかも
しれません。
病院の先生から、弱い認知症ですねと。
その言葉で私は、たぶん、受け入れることができたように思います。
この家に来たとき。
はると一緒に暮らしはじめたとき。
そして、また新しい扉が。
この扉の向こう側は、ゆっくりとゆっくりと歩いていこうね、さくら。
さくらの話は、現在に繋がるまで、まだしばらく続きます。

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