譲れないもの

ここは、はるがごはんを食べる場所です。
なので、ここに置いているのは、はるの器です。

さくらが、はるのごはんを、堂々と、もぐもぐぱくぱく食べています。
もちろん、さくらの器にも、同じごはんを、同じ量入れたのですが。

さくらが唯一、はるに譲れないものがあるとしたら、ごはんです。
突然の犬ぱんち、突然の体当たり、いろんなことを我慢しているけど、
ごはんに関してだけは、上下関係を保っています。

はるも、ごはんの事だけは、さくらちゃんは厳しいことを知っているので、
静かに、何も言わず、動かずに、ひたすら待ちます。

6_20190718221142e95.png

そして、さくらがいなくなった後に、自分の器を覗くと、
ごはんが無くなってたぁ~。

だけど大丈夫っ! はるも、さくらの目を盗んで、さくらの器から食べているんです。

7_20190718221142b0e.png

これは2013年10月9日。 さくら9歳、はる生後2ヶ月半ごろ。
はるの器にごはんを入れると・・・・。

1_2019071822114192e.png

この頃から、はじまっていた。

2_20190718221141ac1.png

さくら、少し大人げなく感じるんだけど。
だけど、この頃から、はるの犬ぱんちや体当たりは始まっていた。
今と同じように、ごはん以外は我慢していた、さくら。

すべての上下関係を保つことは出来ない中で、ごはんだけは譲れなかった。

3_20190718221140ca8.png

さくらに、ごはんを食べられて無くなってしまった、しおらしい顔のはる。

4_20190718221140450.png

この頃は、さくらのこの行動に注意していた、私。
きっと貴方は、いいことと、ダメなことを知っていたよね。
注意されていることの意味も、なんとなく知っていたよね。
それでも、これだけは譲れなかったんだよね。

他のはるの行動に関しては、ゆるく対応していた中で、
もちろんごはんもダイスキだけど、ごはんを通して上下関係を保つことだけは、
ゆるくは、なかったね。 

この写真から、もうすぐ5年。 
貴方は、貴方の意志で、今も貫いているよ。

5_20190718221202963.png

スポンサーサイト