柴距離

朝、ベランダ前でひなたぼっこを楽しんでいるのは、さくらです。
夏の日差しとは違い、優しい陽射しは、体にも心にも気持ちよさげで、
うとうとしながら楽しんでいます。

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そこへ、さくらちゃん大好きで、ひなたぼっこ大好きな、
はるちゃん登場っ! 

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はるちゃん、近づきすぎでは、ないかい? 
さくらの足、踏んでいるし。

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さくらも、そこまで違う方向を向かなくても・・。
違う方向を向いているさくらに、気づいていないし・・・はるちゃん。

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さくらが違う方向を向いて、こんな顔をしている事にも気づいていないし・・。

何なに、さくら?
『私たち柴犬には、柴距離ってものがあるんだよ。 何!? この距離はっ!』

確かに、柴犬には柴犬独特の微妙な距離感があるといわれている。
例えば、飼い主の手が届かないギリギリの距離を置いて座るとか、
名前を呼んでも、場合によって振り向いてくれないとか、
気が乗らない時には遊ばないとか、急に冷めるとか。

はるも、確かに柴距離をもっている。 
だけど、なぜだか、さくらに対してだけは、こうなっちゃうんだよねぇ~。
さくらには、心が開いているんだと思うと、
とってもとってもカワイイんだよねぇ~。 うふふっ♪

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さくら、顔がこわいよぉ~。
あっ~、いやぁ~、すみませんねぇ~、さくらちゃん。
なんか、怒っているよねぇ・・・・・・。

はるちゃ~ん、さくらが柴距離だってぇ~。
あっち向いて、聴こえていると思うんだけど、聞いているのやらぁ~。
はるちゃ~んと、名前を呼んでも向かない。

あっ~、柴距離の術を使っているっ!

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さくら 12歳になりました

今日は、カラリと過ごしやすい秋の日となりました。
さくらです。 9月16日に、12歳になりました。
夏の間も食欲が落ちることもなく、よく寝て、散歩もダイスキです。
12歳にして、お転婆な柴犬のお相手をしています。
まだまだ負けてはいません。

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私は、さくらにずっと恋をしています。 
家族だと思っています。 
もう犬だとか、人間だとか、関係なくなっています。
私とさくら、人間と犬、
同じ言葉を使わない生き物だけど、見た目もずいぶん違うけれど、
気持ちの組み立て方や感じ方、守るもの、傷つけてはいけないものは、
同じだよね。
子供のように可愛くて、時には、頼りたくなるような存在です。

優しく守りたくなるような、優しく守られているような。
毎日、ただ、隣にいるだけで癒されます。

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ベランダで、お昼寝中のさくらさん。

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気持ちよくお昼寝中のさくらの近くで、植物の手入れをしたり、
洗濯物を少し干している時間は、心地よくてダイスキです。

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夏の間に大きく育った多肉ちゃんと、ハーブ。

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そこへ、はるが顔を出したので、抱っこしてカメラで写しました。

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何なに。 ふたりして内緒話しなの?

12歳のさくらと、4歳のはる。
daisuki だよ。

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どうしてだかっ?

今日もベランダ前で、見張りばんをしているのは、はるです。
とっても頼もしいっ!

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じつは、2日ほどまえのこと。 (ここからは2日前に写したものです)
いつもよりも風が吹いている日でした。
ベランダで洗濯物を干し、さくらとはるに留守番をお願いし買物へ行った、私。
買物から帰ってくると、いつもは大騒ぎして『おかえりぃ~』 と出迎えてくれるはずのはるが、
珍しくベランダ前に静かにいました。
体調でも悪いのかな?と思いながら、買ってきたものを冷蔵庫へと収めていると、
挨拶でなく、ベランダの方へ来てっ!と、私を誘導。

ベランダをのぞくと、洗濯物を干した時に棚の上に置きながら使っていたカゴが、
風で下へと、転がっていた。
はるが、私へ教えてくれている。 会話してくれている。

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はるが、私に教えてくれていること。 
はると会話ができていることが、とっても嬉しくて、『教えてくれてありがとぅ~』 と、
何度もはるの体をさすり伝えた。
ベランダで転がっていたカゴを中へ入れた後も、
こうやってベランダの見張りをしてくれている。

一緒に暮らしていると、互いに同じことを考えることができているとき、
そのことを伝えあえるとき、そのことで会話が成り立っているとき、
とってもハッピーになる。

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ベランダの見張りばん姿を頼もしく感じている反面、
ペットボトルのラベルを剥がして散らかしている、はる。
片付けは、私だよね。
ペットボトルの前では、互いに同じことを考えられなくて、
互いに伝わらなくて、互いに会話が成り立たない。
どうしてだかっ・・・・・・。

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恐怖体験

ベッドの上でゴロンと寝転び、本を読んでいると、
ふたりの会話がはじまっていた。

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何を話しているのだろうか?

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相談事? ごはんのこと? 散歩でのこと?
遊びのお誘い?
今日のお天気のこと? 将来のこと?

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ふたりで話しているとき。
ここには、私の存在はない。
それがとっても面白い。

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ふたりの会話が終わり、さくらは部屋を出て廊下へと。
ということは、この部屋に残るは、はるだ。

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なぜか、身動きせずに、物音をたてずに、息をひそめた、私。

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ついさっきまで、さくらとはるがお話する和やかなホームドラマを観ていた気分でいた、私。
今は、まさにホラー映画を実体験しているかのような気分の私。

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あははははっ! みつかっちゃったっ!
なんとも言えぬ顔の、はるに思わず笑ってしまった。

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この後は、スグにベッドの上に乗ってきて、私をペロペロ攻撃。

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こんな、はるをとっても可愛く思う。

だけどね、昨日の夕方のベランダで、貴方、
カナブンをつかまえて食べたでしょうぉ~。
時間が経っているとはいえ、カナブンを食べた口で、ペロペロされるのは、
私としては、ちょっと考えられないんだけどぉ~・・・・・。
ギョォエェ~。  我が家のホラー映画はひとあじ違います。

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落し物箱

『さくらとはる♪ 何か一緒にお話しているようで楽しそうだなぁ~』 と、
いつもカメラを2柴に向けるきっかけは、こんなことからはじまる。

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私がカメラを向けるのは、ある瞬間だけだけど、
2柴にとっては彼女たちだけの日常の中の物語がある。

ここまでの2枚の写真のはるの腕の下。
よ~くみると、ガムが。

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その腕の下のガムに気づき、カミカミと楽しそうに噛みだした。

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はるがガムを噛みはじめると長いので、
このへんでカメラを向けるのは終わろうかなと、思った瞬間のこと。

はるは、私の顔をじっとみて、私を疑っている。
違うでしょっ! 自分で落としたんでしょっ!

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そして、さくらに文句を言っている。

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さっきまで楽しそうに噛んでいたガムを、さくらの近くに落としてしまったのです。
自分で拾いにくるといいのに・・・・・。

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落ちたっ!と、大騒ぎしている。

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私のベッドの上は、まるで嵐のよう。
さくら、嵐に巻き込まれないように気をつけようね。

床に落ちているガムには名前が書かれていないから、
落し物箱にでも入れておこうかな。

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