私は知っているよ

朝起きてから、夕方近くの散歩時間までゆっくりと過ごしている、はる。
お昼寝してみたり、時にはさくらを怒らせてみたり、思いっきり部屋の中を走ってみたり、
おもちゃで遊んでみたり、いたずらしてみたり。
ここ最近は、さくらを怒らせてしまうことが多くて私や家族に注意されてばかりの、はる。
『また、さくらにパンチしたの!』 『駄目よ!』 『はるちゃん!!』 てな感じ。

だけど私は知っているよ。
夕方の散歩を終えると廊下に座り、夫と息子の帰りをひたすらに待っていることを。
時には、30分以上もお座りして玄関をみつめていることを。
私は、知っているよ。
貴方の優しさを。 貴方が家族のことをダイスキなことを。

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学校を卒業して仕事をはじめた頃、覚えることがたくさんあって、うまくいかず、
自信を失いそうになった頃、前を向き頑張っている姿をみていてくれた人がいました。
その人から、たくさんの言葉をもらいました。
今の積み重ねが未来では自信へとなる。一生懸命な姿は素敵なんだと。
当時、頑張っていることをみていてくれている。
そのことを言葉にしてくれたことに、その時の私は救われました。

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だから私は今も、できるだけ言葉で伝えようと思います。
その時の私が救われたように。

大丈夫な顔をしている人も、笑顔でいる人も。
大人になっても迷うのです。 
もしも真っ暗なトンネルに迷い込んでいるのなら私は手を強く引っ張って、
一緒に出口をみつけようと思います。
きっとちいさな灯りがみえてくるはずです。
実際は少しもチカラにはなれていないんだけど、そういう自分でありたいなって思います。

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