さくらは、私のことを怒っています。
昨日の午前中のことです。
いつも通りの朝を過ごしていました。
突然に、はるが部屋の中をウロウロし、口から舌をベロ~ンと出し、
ハァ~ハァ~と息があがっている。
時々、ヒィ~ンと泣き、珍しく私に抱っこを求めてくる。
こんな状態が10分ほど続いたので、いつもの病院に電話をしてみました。
『心配なら連れておいで』 ということで、はるを病院へ連れていくことに。
はるにハーネスとリードをつけている私の隣で、
さくらは、散歩へ行けるもんだと嬉しくて飛び跳ねている。
そのさくらを、リビングに連れて行き、家をあとにしました。
玄関の戸を閉める瞬間、さくらのワァオ~ンと鳴く声が・・・・。
そして病院から帰ってきて、私は玄関でさくらに、にらまれて怒られています。

さくらを家に残した私は、はるを自転車の前カゴに乗せて隣町のいつもの病院へと行きました。
病院につくと、いつものはるに戻っていました。そして、診察。
先生が言うには、『室内の温度が少し暑く感じ動悸がしていたのだろう』 とのことでした。
今後、同じことがあった時は、涼しい場所に落ち着かせてあげるといいとのことでした。
そして先生がポソリと、『歳とっているさくらちゃんは、なんともないのにね』 と。
確かに!
家に帰るとさくらは、はるをクンクンと念入りに匂いチェックです。
楽しい場所には行っていないよ。

診察室を出て受付で、『今日のはるちゃんは、お支払いけっこうです』 と。
私の行っている病院は、待合室で座っていると4人にひとりぐらいは、
お支払いけっこうですと、何にも支払わずに帰っていきます。
先生に診てもらって安心した私、安心料でも支払いたいぐらいの気持ちなんですけど・・。
玄関ではるの足を拭く前に、さくらに病院へ行って来たことを説明しました。
真剣に私の説明を聞いている、さくら。 怒りは冷めたかな。

考えてみると確かにはるは、この頃、涼しい場所を求めて、
ひとりで玄関で寝ていたりとしていました。
さくらは、夜も私のお布団の上で何ともなく寝ています。
さくらとはるの違いといえば、スッキリとサラサラに快適な夏毛になっているさくらと、
柔らかくフワフワで、まだ冬毛?みたいなはる。
これが原因なのかも・・・。